Single Malt Whisky Speyside SPIRITS

GlenDeveron=Macduff Distillery

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文献としてほぼ信頼に値する"Moss&Hume"のスコッチ・バイブル「The Making of Scotch Whisky]によると、Glen Deveron / MacDuff蒸留所は1962年に設立された。
しかし、John DewarとBacardiで働いていた人たちによれば、最初の蒸留酒は1960年6月30日にスティルから流れ出たとのことである。いずれにしたところで、Macduffはスコットランドで最年少の蒸留所の一つである。

Macduff / Glen Deveronモルトウイスキー蒸留所はSpeysideの東端に建っている。
しかし、彼らのラベルに書かれた言葉に従えば、彼らの蒸留所はハイランドモルトなのだと。
もちろんスペイサイドは東西南北すべてをハイランドに囲まれているから、当然といえば当然であるが。

さて、この蒸留所は他のはるかに古くからある蒸留所に比べてその名前を頻繁に変えた。Glen DeveronからMacDuffへ、そしてまた戻った。当初の設立会社はGlen Deveron Distillers Limitedであり、Brodie Hepburn、George CrawfordとMarty Dykeの共同法人であった。

その名前に関する混乱が懸念される限り、蒸留所はMacduffと呼ばれていた(おそらくMacduff蒸留所が開設される以前にDuff家が所有していた)。しかし、ある時点で、DCL(Diageoの前身であったDistillers Compant Limited)がMacduffの商標所有権を主張するにいった。その時点(おそらく1994年)の後、シングルモルトウイスキーのボトルはGlendeveronという名前で発売された。

スチルの数は1965年に3基に増加、2年後に4基に増え、1990年には5基目が導入された。
つまり、マクダフの蒸留所には2基のウォッシュスチルがあり、3基のスピリッツスティルがある。

ウイスキー業界では、不均等な数のスティルはかなり異例である。
ほとんどの麦芽ウイスキー蒸留所は偶数の蒸留酒を持っている。
1950年代まではウォッシュスティルとスピリッツスティルの同時操業を禁止する法律があったが、法律の改正にともなって現在ではAuchentoshan、Talisker、Laphroaigのような蒸留所では、不均等なスティルでやっている。

1972年、Glen Deveron/Macduffは、William Lawson Distillers Ltd.に売却された(1980年にMartini&Rossi社に吸収、1992年にはBacardi Corporationに組み込まれた)。
明らかに、飲料やスピリッツ産業における「集中」と「規模の経済」は、別に近年の傾向ではない。
だから、バカルディの主な焦点は、ブレンドのキーとなるモルトの確保であった。
1990年代のグレン・デヴェロン/マクダフはその中にうまく収まっているようだが、面白みは欠けている。
一方、1960年代にボトラーのダグラス・ラングやダンカン・テイラーがあつかったMacduffsは素晴らしい。

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